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サンタクロースって何者? クリスマスとの関係は?

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クリスマスのサンタクロース、実在するかしないかの疑問はさて置き、いると仮定してプレゼントを期待する。昨今では、キリストの降誕よりプレゼントの交換がクリスマスの主旨。

まあ、コミュニケーションを進展させるための催しとしては充分すぎる意義がありますが。

そこで、今回はサンタクロースに注目です。

サンタクロースのルーツとクリスマスとの関係は何?

画像出典:ピートの不思議なカレッジ

サンタクロースのプロフィール

出典:liladesbois.over-blog.

氏名:セント・ニコラス

住所北緯68度、ラップランド、サンタクロース村から300km北にあるコルヴァトゥントゥリという山の中、妖精(トントゥ)と暮らしています

年齢トルコで誕生したセントニコウラスの逸話は、18世紀にドイツの世俗文化を経由して、1880年代に初めてフィンランドに伝わりました。

なので、フィンランドで誕生したとしたら今年で計算するとおよそ140歳

また、毎年サンタクロースの追跡調査を行なっている「北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)」によると、サンタクロースの年齢は1600歳を超えているという報告も伝えられています

国籍北極圏、フィンランド。

サンタクロースの生い立ち

サンタクロースは、紀元300年頃に実在した東ローマ帝国、現トルコにあったミュラの司教、聖ニコラウスの伝説が起源となっています。

画像出典:ウィキペディア

「ある時ニコラウスは、貧困のために三人の娘を人買いに売らなければならない家族の存在を知ります。ニコラウスは真夜中にその家の窓から金貨を投げ入れ家族を救おうとします。このとき窓際の暖炉に靴下が下げられていて、金貨がその靴下の中に入っていた事を知った家族はセントニコラウスに救われました」。

この逸話が由来となり、「夜中に訪れて、靴下の中にプレゼントを入れる」というサンタクロースの伝承が生まれたということです。

そして、スイス、フランス、ドイツ、オランダなどで、聖ニコラウスの祝日の前日である12月5日の夜に、子供達の靴下などにプレゼントを入れる習慣が出来てきます。

画像出典:ウィキペディア

赤いコスチュームはアメリカ産?

出典:pinterest

現在の赤い服装に白い髭のサンタクロースのイメージが定着したのは、コカコーラの販促ポスターによる影響が大きいと言われます。

まず今のサンタクロースのイメージを確立したのは、詩人のクレメント・ムーアによるフィンランドの言い伝えを伝承した「聖ニクラウスの訪(おとな)い」。

「キラ星のなか、屋根から降るのは/小さい蹄の立てる爪音/引っこめ振り向いて見ると/聖なるニコラウス煙突からどすん」

ウィキペディア

  • そりをひくトナカイ
  • サンタクロースが煙突に登る    姿が伝えられています。

出典:ウィキペディア

そして、1860~80年代に挿絵画家・風刺漫画家のトーマス・ナストが「ハーパーズ・マガジン」誌で描いたサンタクロースは

  • 赤い服を着て、眼鏡をかけて、太っている。
  • 仕事場は北極にある
  • よい子と悪い子を分類したリストを持っている      というもの

出典:cocacola

1930年代に入り、コカ・コーラ社は、より温かみのある人間的なサンタクロースをクリスマス・キャンペーンに起用しようと考えました。そして、スウェーデン系アメリカ人であるハッドン・サンドブロムに依頼します。

1931年「コカ・コーラ」サンタクロースが『サタデー・イブニング・ポスト』の雑誌広告に登場、アメリカ全土に浸透してゆきます。

出典:pixiv

ちなみに

現在でもイギリスやオーストラリアではサンタクロースはファザークリスマスと言い、イギリスではファザークリスマスは緑色の(近年は赤が主流)の服を着ています

ドイツでは、セントニコラスからプレゼントをもらえるのは12月6日、悪い子は「悪い子に罰する黒いサンタ(クネヒト・ループレヒト)」にさらわれると伝えられています

オランダでは子供達は12月5日「聖ニコラスの日」の前日と、25日のクリスマスの2回プレゼントがもらえます。

イタリアではクリスマスは1月6日までの期間続き、1月の5日には魔女が良い子にはお菓子、悪い子には石炭をプレゼントするという伝説があリます

そして、南半球に位置するオーストラリアでは、サンタクロースはなんと海からサーフボードでサーフィンをしながらやって来るという設定です。

妖精がスタッフ

出典:pinterest

トムテ

ノルウェーやデンマークではニッセ、フィンランドではトントゥと呼ばれています。北欧の妖精、子供の背丈で赤い帽子をかぶり、灰色のあご髭を垂らし、尖った耳で指は4本

森の中や家々に住まう農家の守護神です

北欧圏では今でもイヴの夜には、トムテも御馳走を食べられるよう、テーブルの上に食物を残して置く習慣があります。

 

クリスマスエルフ

アメリカではクリスマスエルフとして親しまれています。
彼らは小さな子供のような姿でプレゼント工場でおもちゃを作り、梱包作業を行っています。
 


ヤンキーにもなる、やさぐれたりもする日本のサンタ

出典:photozou

アンパンマン

氷の国のクリスマスの谷にトナカイのルドルフと一緒に住んでいます。悪い子のばいきんまんやドキンちゃん達にもプレゼントしている優しいおじいさん。

銀魂

トナカイと仲が悪い。クリスマスの日だけ髭を白く染めるサンタなのかも怪しまれる人物。

ラブヘブン

乙女向けパズルゲーム「ラブヘブン」では異世界の危機を救うため召喚される、ヤンキー風の若い男性として登場。

まとめ

出典:karapaia

クリスマスもサンタクロースもアメリカとヨーロッパでは随分違うものだなぁ〜、っと思います。

ホワイトクリスマスが当たり前のヨーロッパでは、サンタも良い子と悪い子をふるいにかける怖い存在なのかもしれません。

なので、せめてクリスマスには良い子にしているべきと決心しようかと迷っている(?)今日この頃であります。

 


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