ケルト神話 神・英雄・怪人

ん、同一の神? 不浄王キュクレイン、実は半神半人の英雄クーフリン

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んっ? キュクレインってFFでは「不浄王」なんていわれるボスキャラのひとりじゃなかった? ●んこのような、不潔そう、かなりイマイチなイメージです。

ところが、キュクレインはケルト神話の半神の英雄。

その雄姿のご紹介です。

これで汚名挽回できるかぁーキュクレイン

消えてくれ〜不浄王キュクレイン

ファイナルファンタジーに登場するキュクレイン、初登場はFFT。12では召喚獣として現れます。不浄王の名の通り、下水に巣食うかなり汚い召喚獣。

FF14では魔航船ヴォイドアークのボスとして登場。今回もブヨブヨのタコのようなイメージ。

ところがとにかくどんどんHPが吸い取られてしまう厄介な怪物。

このキュクレイン、実は人気アプリゲームモンスト(モンスターストライク)では獣神化大英雄クー・フリンとして、そして「Fate/Grand Order」ではキャスターのサーヴァントとして登場しています。

英雄と不浄のボスキャラこのふたつのキャラが同一の半神だなんて、ん〜、なんかすごい変貌。

けれど、神話で語られるその姿をみればなんとなく納得できるかも。

出典:ピクシブ百科事典

 


不浄王キュクレイン、その実態は、なっ、なんと半神の英雄「クー・フリン」

出典: ウィキペディア

キュクレインことクーフリン(クランの猛犬)は、太陽神ルーとコノア王の妹デヒテラィネの間に生まれた半神半人の英雄

勇猛果敢で誇り高い戦士

ゲイボルグ(クー・フーリンの愛槍、「破裂する槍」の意味)を掲げ、戦いに赴く唸り声には土着の精霊が共に怒号し、コナハトの戦士を恐怖に陥らせたと語られています。

手足には指が7本、それぞれの指先から生えたかぎ爪には鷲、獅子に並ぶ強く鋭い開握力があったとされています。

なぜ、美しい半神の英雄が不浄王になってしまったかの経緯については

その戦場での凄まじい変貌や、壮絶な最期からイメージされたのかもしれません。

一見端正な美しい容姿を持ちますが、戦いに挑む姿は、髪は逆立ち血が滴り、ひとつの眼球は頭に飲めりこみ、他の眼球は頬に突き出し、全身の筋肉が巨大に膨れ上がる恐ろしい表情に変貌。悪鬼のような姿に変じて敵味方の区別なく全てを破壊しつくしたといわれています。

その壮絶な最期については

『クアルンゲの牛争い』の後、コナハト軍に御者と愛馬を殺され、最後に自身もゲイ・ボルグ(愛槍)でわき腹を貫かれます深傷を負ったクーフリンは、腹から飛び散った自らの臓物を水で洗って体内に戻し、倒れそうになる身体を岩に縛り付けて立ったまま絶命します。

不浄王キュクレインは、人間を超えたあまりに壮絶すぎる戦姿に怪物のイメージが重なった結果なのかもしれません。


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まとめ

我を忘れると敵味方の見境なく破壊の限りを尽くす姿や、壮絶な死に様が不浄王の名前の由来なのだとしたら、あまりに極端すぎるネーミング。激しくも美しいフークリンのイメージにはそぐわないと思うのは私だけ?
 


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