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ランスロットの恋の行方とアーサー王の壮絶な死

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子供の頃に親しまれる物語の代表的なもののひとつが「アーサー王と円卓の騎士」。そこには、友情と正義を重んじる騎士道精神、困難に立ち向かい勝利する栄光に満ちた物語があるものと思います。

けれど、実際のアーサー王の生涯はどのようなものであったのか。

ギリシャ悲劇でさえ色褪せてしまう、驚愕といえる、物語のご紹介です。

出典:pinterest

「アーサー王の物語」友情と栄光、そして裏切りの果てに

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子供の頃に慣れ親しんだ「アーサー王の物語」は、聖剣を手にし、ヨーロッパを制圧するまでの物語で終わります。それは栄光に満ちた人生。けれど、アーサー王にはその後にも「裏切りの物語」といえる悲惨な結末が続いているのです。

その多くの武勇によって「騎士の中の騎士」として称えられたランスロット。

けれど、密かに王妃グィネヴィアへの思いを募らせ、騎士道と不義の恋との板挟みに苦しみます。

ある日、ランスロットとグィネヴィアは、不義密通の現場をアグラヴェイン他円卓の騎士達に踏み込まれ、彼らを殺害。

王妃グィネヴィアは不義の罪で火刑になることが決まり、それをランスロットに阻止され、王妃を奪われてしまいます。

アーサー王はランスロットとグィネヴィアを追討すべく兵を募り、円卓の騎士はアーサーとランスロットの敵対のために崩壊。アーサーとランスロットの戦いは決着が付かないまま、ロチェスター僧正の仲裁でグィネヴィアはアーサー王のもとに返され、一年間の休戦となります。

ランスロット軍はフランスに帰還、休戦の後も戦いは続きます。

その間アーサー王の息子モードレッドがブリテンで反乱を起こし、アーサーは不義のとはいえ、我が子に裏切られ、自ら我が子と戦うことになります。アーサーとモードレットは相打ちとなってアーサー王に従った円卓の騎士の大半も、キャムランの丘で討ち死。

死を悟ったアーサーは魔法の湖に聖剣を返し、自らも小舟に乗って去ってゆきます。

ランスロットは無二の親友であったアーサー王や多くの円卓の騎士の死に責任を感じ、出家を決意しアーサー王の物語は終わります。

アーサー王の死の後、王妃グィネヴィアもまた出家し、ランスロットとグィネヴィアの二人は二度と生きて逢うことはなかったといいます。そしてグィネヴィアの死が伝えられると、ランスロットは自ら食を絶って生を終えたということです

 
 






迫力の映像が「アーサー王」を描きます

2017年公開トランスホーマー5作目「トランスフォーマー/最後の騎士王 」

前作同様マイケル・ベイ監督、これまでのシリーズでの数々の謎が解き明かされる「トランスフォーマー」ファンなら見逃せない逸品です。

金属生命体「トランスフォーマー」の創造主とは誰?!

ガイ・リッチ監督製作「キング・アーサー」「シャーロックホームズ」シリーズや「スナッチ」を手掛けたガイリッチ監督2017年の作品。

スラムで生きるアーサー(チャーリー・ハナム)が聖剣エクスカリバーを手にし、暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)を倒し王座に就くまでの物語を描きます。

壮絶なソードバトル、ガイリッチの描く暗く迫力の中世の世界が見るものを席巻します。

まとめ

ラーンスロットはいかなる不義をはたらいたのか、アーサーは妻と親友を憎んだのか。

ただ、この物語の中には正義を正すこととヒトでいることには修復不可能な歪みがあるように思いました。

 
 






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