ギリシャ神話 神・英雄・怪人

ギリシャ神話一番の美少年はだ〜れ?「ガニュメデス」「アドニス」「ナルキッソス」

更新日:

ギリシャ神話には美少年が多い、そんなイメージがあります。

事実、ギリシャ神話の中での同性愛は公にも認められていたのだとか。そして、美少年を愛した神々も少なくありません。そこでギリシャ神話に存在する美少年に注目です。

ずっと眺めていたくなる、一番美しい少年はだ〜れ?

画像出典:pinterest

「花になる」「星になる」美しいがための悲劇は美少年にもある

ギリシャ神話の美少年として名高い3人に注目です

ガニュメデス

トロイア王の息子として生まれ、その美しさゆえにゼウスに見初められ、鷲に変身したゼウスによって拉致、オリンポス十二神に不死の酒ネクタールを給仕する役目を与えられます。
その代償としてガニュメデスには不死と永遠の若さが与えられます。

大地に天の雨をもたらす神であったという説もあり、ネクタールを支給するガニュメデスの姿は水瓶座となって今も夜空に輝いています。

 

ちなみに不死の酒ネクトールはネクターの語源となりました。

 

アドニス

シリアの王キニュラースとその王女ミュラーとの息子。アフロディーテの呪いのためにミュラーは実の父に恋をしてしまいます。父の意志に反して身籠り、激怒した父の追っ手から逃れるために神の慈悲で樹木となり、アドニスはその木から生まれました。

アドニスのあまりの美しさに恋したアフロディーテは、冥王ハデスの妻ペルセポーネにアドニスの養育を託します。けれど、ペルセポーネもやはりアドニスに恋をし、二人はアドニスをめぐって争い、ゼウスが仲裁に入ります。

アドニスがアフロディーテを選ぶとペルセポーネはそれを恨み、アフロディーテの愛人軍神アレースを差し向けアドニスを殺害してしまいます。

アドニスの流した血からアネモネの花が咲いたといわれています。

ナルキッソス

類稀な美少年に成長したナルキッソスは男女、人間、そして神々にも愛されました。けれど、誰にもなびかず貞操を守ります。そのためにナルキッソスには「愛される相手に所有されることを拒む」「自分だけを愛する」2つの呪いが掛けられてしまいます。

ある日水面に映った自分の姿に恋をし、寝食を忘れて眺め、自分の姿に触れようとして水死した、あるいは衰弱死してしまったとも伝えられています。

 

ナルシストの死後そこには水仙の花が咲いたと言い伝えられ、西洋では今も水仙の花は「ナルシス」と呼ばれています。



美少年は絵画にはなるがゲームや漫画には不向き?

出典:pixiv

ギリシャ神話の美少年たちは、レンブラントやミケランジェロ、ルーベンス、カラヴァッジオといったルネッサンス期の巨匠たちによって永遠にその美しさを留められています。

けれど、ゲームや漫画の題材にするには潰しが効かない、扱いが限られているためか多くはありません。その中でアドニスは美の女神アフローディテに愛された美少年。三浦建太郎作「ベルセルク」や「仮面ライダーゴースト」にアドニス役として登場しています。

「乙女狩アドニス」では寡黙なハーフの青年、異国情緒漂う容姿が魅力のアイドルとして活躍しています。

恋愛系アプリゲームでもっと活躍しているようにも思いますが、以外に少ない。これはやはり残念、ですよね。

まとめ

画像出典:pinterest

美しいがために運命に翻弄されるとはいうものの、神々の気まぐれには閉口してしまいます。その償いや自責の念で花や星になって永遠の命を留められるようになったとしても、神々はあまりに身勝手すぎる。これが同じ人間の所業なら復讐モノだと思ってしまうのは、これって不自然?

美少年にしろ、美少女にしろ、美はみんなで仲良く鑑賞すべきですよね〜



Copyright© 世界の神話・伝説 , 2019 All Rights Reserved.