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謎の巫女、女王「卑弥呼」ってどんなヒト?

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「卑弥呼」は邪馬台国を治めた女王、これは誰もが日本史で学んでいるので知らないなんてヒトはいないかも。けれど、遥か太古になぜ女性が国を治めることができたのか、不思議に思ったことはないですか? なんか如何にも曰く因縁がありそう。

そこで今回は日本の最初の女王「卑弥呼」の為人(ひととなり)について探ってみたいと思います。

画像出典:pinterest

鬼道で「邪馬台国」を治める謎の巫女「卑弥呼」

紀元3世紀半ば、弥生時代の末期、太古の日本に実在したといわれる女性、「邪馬台国」の女王卑弥呼。この時代は中国では「三国志」の時代、日本の歴史書には「卑弥呼」を記した書物はなく、中国の「魏志倭人伝」(魏の国が倭人(日本人)を伝えた書の意味)においてのみ紹介されています。

それによると卑弥呼は女王に即位することで、内乱の続いた邪馬台国の30ほどもある諸国を治めたとされています。

夫を持たず、神に使える巫女として「鬼道(きどう)」と呼ばれる呪術によって、神の御告げを民に伝える媒介として国を統治したといわれています。卑弥呼は人前に出ることも少なく、行政や身の回りの世話に至るまで弟といわれる存在の者が行なっていたようです。

景初2年、238年卑弥呼は魏の国の皇帝に使者を送ります。そして金印、金貨とともに「親魏倭王」の称号を授かります。これは魏の国が卑弥呼を邪馬台国の王であることを認めたという意味。日本史の教科書に記されている内容のものです。

卑弥呼の死もまた謎に包まれています。当時邪馬台国は狗奴国(くなこく)と争っており
その戦いの最中に卑弥呼は亡くなっています。

その記述については、中国の史書に「卑弥呼、以て死す」と記されているのみ。当時の中国で「以て死す」とは天候不順などから起こる飢饉などの責任を取って殺害されている場合が多く、卑弥呼も狗奴国との敗戦が原因で、その鬼道の力の衰えを疑われ、殺害されたのかもしれないといわれています。

卑弥呼が死亡したときには、倭人は直径二百余歩もある大きな塚を作り、奴婢百余人を殉葬したとされていいます。

画像出典:れきし上の人物.com

 






かわいい河内弁の「卑弥呼」、アリかも

出典:pixiv

まず挙げられるのがやはり、手塚治の名作「火の鳥」『黎明編』。

女王「卑弥呼」は新しい国づくりを考える弟スサノオと対立、永遠の命と若さを得るために火の鳥を捕獲しようと考え猿田彦にその命を託します。

日本神話の神々が漫画界の神様手塚治によって新しいストーリーを演じます。


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無比OROCHIシリーズに登場する「卑弥呼」は身長143cmと小柄、なぜか関西弁のキュートな少女。陽気で楽観的、実在(?)の卑弥呼とはなんとなく真逆なイメージと思えるキャラで登場しています。ちなみのその「無比OROCHI3」は9月27日発売です。

「ねこねこ日本史」第一話にも登場しています。

「ねこねこ日本史」はそにしけんじ原作、NHK Eテレで放映中のアニメ。歴史上の人物に扮した猫がコメディータッチで歴史上に起こった出来事を紹介します。その第一話が「卑弥呼」。聖徳太子、聖武天皇、藤原道長、源頼朝と続きます。



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まとめ

出典:pinterest

卑弥呼が何者であったかという答えは諸説あって、そのひとつが天照大神であるという説。であるとしたら、手塚治の卑弥呼が天照大神とシンクロしているのは歴史上の一説を踏まえて作られているのだと改めて知りました。

ここで紹介するのも変かもしれませんが、やっぱり「火の鳥」はスゴイ! ミクロで始まってマクロで終わる、そんな終わり方からスゴイです!

 






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