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『幕末クライシス』の魅力を分析 ―高杉晋作ってどんな偉人?―

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星3

「ある日黒船が天(そら)から降ってきた」というシチュエーションで始まる『幕末クライシス』2期。

坂本龍馬、新撰組、桂小五郎など、幕末に活躍したイケメンな志士たちが立ち向かう「やり直しの利かない運命」とは。

あなたは恋愛ゲームが原案という、不思議な魅力に魅了される派?


『幕末クライシス』にある魅力とは

幕末クライシス,高杉晋作-1

あらすじ

ある日、黒船が天(そら)から降ってきた――。One day, a black ship fell from the sky...。“刻(とき)を渡る力”のある伝説の秘宝“時辰儀(じしんぎ)”をめぐって京の都で繰り広げられた“スサノオ事変”は、仮面の将軍・“無限斎(むげんさい)”こと吉田松陰の死をもって終結した。

「俺達にはまだやるべき事がある」故郷の萩にて、かつての師・吉田松陰の墓参りを終えた高杉晋作と相棒の桂小五郎は、再び京の都に戻ってきた。

師の教えを守らんとひた走る高杉の隣に、いつになく遠い目をする桂の姿……。その時、地響きとともに空が割れ、“時空の裂け目”から、破壊したはずの時辰儀が出現。“意思”を持ち始めた時辰儀が、制御不能の暴走を開始する!!

さらに因縁の好敵手として立ちはだかるのは・・・

やり直しの利かない運命(アンリセッタブル・クライシス)に翻弄され、志士たちの新たな物語が動き出す!!

公式サイト

幕末クライシス,高杉晋作-2

個性のないところが個性的(?)『幕末クライシス』

原案は恋愛ゲームシリーズの人気作「恋愛幕末カレシ~時の彼方で花咲く恋~」

“もう一つの幕末(BAKUMATSU)”を舞台に、歴史上の事実や原案ゲームとは異なる大胆な切り口で描いたオリジナルストーリー『幕末クライシス』。

恋愛ゲームが原案、で、納得する、なんか立体感のない映像や、なるほど、らしいイケメンぞろいなキャラたちが、実際の歴史とは全くかけ離れた物語の中にいることに興味する、乙女ゲームの延長線的なアニメ。

様々に映像美を競う他作品の中で、異色とさえ思える単調なグラフィックがむしろ特徴的。

そして名前だけ有名人なキャラたち、幕末としながらも幕末以外の時代の有名人も入り乱れて、破茶滅茶なストーリーが展開する。

好きか、嫌いかが大きく分かれる作品のように思います。

なんか、個性のないところが個性的で、破茶滅茶を楽しめるかどうかで評価が大きく分かれる、そんな異色の作品であるように思います。

歴史上の偉人、高杉晋作の生涯

幕末クライシス,高杉晋作-3

出典:bakumatsu

高杉 晋作は幕末の尊王攘夷の志士。奇兵隊など諸隊を創設し、倒幕運動に活躍しました。

天保10年8月20日長州藩(山口県萩市)の藩士の家の長男として生まれます。

幼少期から剣道に励み、安政4年(1857年)には吉田松陰の『松下村塾』に入門し、久坂玄瑞、吉田稔麿、入江九一とともに松下村塾四天王と呼ばれます。

翌年には江戸へ遊学。

けれど、安政6年に師の松陰が『安政の大獄』(江戸幕府が行なった弾圧)で捕らえられ、10月に処刑されます。

文久元年、海軍修練のため、藩の所蔵する軍艦「丙辰丸」に乗船。

文久2年に幕府の船で上海に留学し、世界情勢を知ります。
帰国後は京都で桂小五郎(木戸孝允)や久坂玄瑞とともに尊皇攘夷派として活動

幕末クライシス,高杉晋作-4

出典:bakumatsu

文久3年志願兵によって構成された部隊「奇兵隊」を結成

この年、禁門の変(1864年)で長州軍は幕府側の薩摩軍に敗北し、英仏米蘭の四ヶ国艦隊が関門海峡で下関を砲撃。

幕府軍の長州征伐が計画され、高杉晋作は脱藩の罪で投獄。放免後に四ヶ国艦隊事件の藩代表の一人として講和に応じることになります。

慶応2年、坂本龍馬らの仲介で西郷隆盛率いる薩摩は桂小五郎率いる長州と同盟を締結

第二次長州征伐においては、海軍総督として「丙寅丸」に乗船、戦闘を指揮。奇兵隊・報国隊を率い、幕府軍を打ち負かします

けれど、この直後から肺結核を患い、慶応3年4月14日、大政奉還を見ることなく逝去。享年29歳でした。


高杉晋作の「革命日記」 (朝日新書)


『幕末クライシス』の気になる口コミ情報は

幕末クライシス,高杉晋作-5

アマゾンでのファーストシーズンでの評価のご紹介。予想通り「面白い」「面白くない」の、みごとにふたつに分かれた結果となっています。

イマイチな評価

歴史著名人の名前流用の好き放題ファンタジー

歴史の知識がほとんどなく、SFニガテな人には楽しめるかもしれない。
画、アクションは雑。新選組が主君を平気で変えたり、徳川の忍びが公家言葉を使ったりと、歴史登場人物の内面一切無視。
歴史が変わっていても、登場する人物は変わらず、人の出生が変化していない。
大砲があるのに、刀や槍を振り回す。いくら学んでも人の移動速度は変わらない。
いっそのこと、魔法が使える世の中になったくらいのぶっ飛び設定の方が面白くできたと思われる。

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デッサン含め雑

町の描写とかデッサン、デザインともにメチャクチャだし、脚本もアクション(コンテ?)もなんだか薄っぺらい。
酷いというより底が知れるといった感じです。
幕末の人物好き放題動かして、戦国も混ぜ混ぜ。
そのあたりのキャラでれば何も考えない人以外評価しないのでは無いのかなと思います。
今期ワーストから数えた方が早いかもしれません。

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面白いの評価

2期も楽しみです

面白かったです!
原作の乙女ゲームは未プレイですが視聴。
タイムリープものでSF要素が強いので、史実に忠実なものを求めている方には合わないかも。
しかし、冒険アニメとしてのワクワク感や、伏線、どんでん返しには、とても楽しませてもらいました。
個人的には真面目に高杉をサポートしていた桂くんや、葛藤を持ちながらも努力していた山崎くんが好感度高かったです。
1期ラストは2期への布石になっていましたが、俄然期待が高まりました。はやく見たい……!

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ぶっ飛びすぎてくせになりそう!!!

ここまでミラクルファンタジーSFイケメン時代劇までぶっ飛んでるとオラワクワクすっぞ!!!!

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『幕末クライシス』まとめ

幕末クライシス,高杉晋作-6

『幕末クライシス』、ハマるか、駄作と見るかは別として、ある意味個性的でぶっ飛んだ作品であることは間違いないように思います。

変に小真面目に評価するより、一歩引いて観ると意外と違った視点で見られるかも。


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