日本神話 神・英雄・怪人

日本に存在する八百万の神々とは

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八百万、やおよろずとは、本居宣長(もとおりのりなが)(江戸時代の国学者)が「古事記伝」の中で「数の多き至極を云へり」と説明しています。

日本にいる八百万の神々とは、神道において日本には多くの神々が存在しているという意味。

って、日本にはそんなに多くの神が存在していたの? 改めて究明です。

画像出典:アルテマ

八百万の神々は

日本誕生の物語は

天地開闢(てんちかいびゃく)

世界が初めて生まれた様

神世七代

神々が生まれ、男女に分かれ、夫婦になる過程

そこには七代の神々12神が存在し、国産み、神産みの伊奘諾(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の2柱の神はその末の神にあたります。

国産みと神産み

イザナギイザナミは多くの神を生みます。この時に生まれた神は風の神・木の神・水の神、そしてイザナミが死ぬ原因になった火の神など自然にまつわる神々。

天照大神と素戔嗚

イザナギが黄泉の国の穢れ(けがれ)を払うことで生まれたのが日本の総氏神である高天原を治める天照大神(アマテラス)と、夜を治める月夜見尊(ツクヨミ)、海を治める素戔嗚尊(スサノオ)の三貴子。

高天原を訪れる素戔嗚尊と天照大神の間の出来事が語られています。

そして、その間にも天照大神(アマテラス)と素戔嗚尊(スサノオ)は多くの神々を生みます。

出雲神話

高天原を追放になって出雲の国に降りた素戔嗚尊(スサノオ)は八岐大蛇を退治した後女神奇稲田姫と結婚、孫である大国主尊(オオクニヌシ)の国造り、大和武尊(ヤマトタケル)の物語と続いてゆきます

出典:pinterest



高天原や出雲の国だけじゃない、アイヌや琉球神話にも存在する神々

日本といえど沖縄琉球や北海道蝦夷はもとはそれぞれがひとつの国、独自の神話が存在します。

アイヌ神話

出典:HOKKAIDO LIKERS

まだこの世に何もなかった時代、海原に浮油のような物ができ、やがてそれは炎えあがるように天となり、残った浮油のようなものは固まって島になりました。

そして、空中に浮遊する気が集まって天神・地神の2柱のカムイ(神)が生まれます。

アイヌ神話はウエケペレ、ユーカラと呼ばれ、口承で伝えられてきました。

雄大でロマンに溢れた内容は日本神話に類似するところも多くありますが、根底に神(カムイ)は自然の恵みそのものであるという考え方が存在しています。

琉球神話

出典:PRTIMES

琉球は日の大神(天帝)がニライカナイ(天の国)に住まうアマミキヨ神に命じた開闢(天地のはじめ)の地。

久高島に降り立ったアマミキヨ神は、神が訪れる地七御嶽(御嶽)を造ります。

琉球には今もセジ(霊力)が人や地、物、自然などの万物に宿るという信仰が根付いています。

まとめ

日本に生まれた神々も、そのほとんどは私たちには聞いたこともない神々ばかり。

印象に残るのは性別ができ、一対の夫婦になる神世七代。そして、アマテラスやスサノウの三貴子以前には火、風、大地の神が生まれていたというところ。

琉球や蝦夷地だけでなく本土も含めた、日本にある自然に精霊が宿るという考え方もここから続いているのかもしれませんね。


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