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小雪(しょうせつ)11月22日とは。小雪の頃の風習や主な行事

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紅に染まった木々の葉も枯れ、木枯らしに舞う落ち葉として、去りゆく秋を追いかけるよう。

「落ち葉」や「枯葉」は晩秋をイメージするものの、俳句の世界では冬の季語。

落ち葉を集め、焚き木を囲み暖をとる、そんな光景は見当たらなくなったとはいうものの、季節は小雪(しょうせつ)。

山間はうっすらと雪化粧、街にも初雪の便りが届きます。

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小雪

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小雪(しょうせつ)は二十四節気の20番目。

現在の定気法では太陽黄経が240度のとき。

2019年の小雪は11月22日(金)および大雪(12月6日の前日)までの期間をいいます。

『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也

小雪とはわずかな雪の意、冷え込みも厳しくなり、雨も雪となって降る頃をいいます。

 

** 小春日和  **

小雪の頃に吹く風は「木枯らし」。この頃、逆に風のない穏やかな日を小春日和晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴天の日をいいます。

小春の頃の穏やかな空は小春空」、穏やかな海の凪を小春凪」といいます。

 

** 越冬野菜 **

地方では越冬野菜を取り入れる頃大根や柿など、干し野菜として吊るしたり、土の中に保存したり、本格的な冬の準備が始まります。

北海道・東北など雪が深い地域では、野菜も種類のよっては雪の中に貯蔵、または雪に埋もれた畑の中で穫り入れずにおきます。そうすることで甘味も増した新鮮野菜を味わうことができるようになります。

主な青果物はキャベツ、ニンジン、ジャガイモ、ダイコン、ゴボウなど。

 

「小雪」の頃、七十二候

初候(11月22日頃〜11月25日頃)  虹蔵不見(にじ かくれて みえず) : 虹を見かけなくなる

日差しが弱まり、はっきりとした虹が見かけられなくなる頃。

次候(11月26日頃〜11月30日頃) 朔風払葉(きたかぜ このはを はらう) : 北風が木の葉を払い除ける

朔風とは北風のこと。街路樹の落ち葉が舞うのもこの頃です。

末候(12月1日頃〜12月5日頃) 橘始黄(たちばな はじめて きばむ) : 橘の実が黄色くなり始める

橘とは柑橘、みかん類の総称。みかんは日本の冬には欠かせない果物。そんなみかんも食べ頃となります。

 

「二十四節気」とは

24節気-1

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二十四節気は、一年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割した24の期間に名前をつけたものです。現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。

二十四節気の名称は、中国で考案された当時のものがほぼそのまま使われています。考案当時の文明の中心であった黄河の中・下流域の気候を反映しており、日本よりも寒冷で大陸的な気候のため、日本の気候とは多少ずれがあります。

太陽黄経が30の倍数であるもの(春分・穀雨など)を(中気)、そうでないもの(清明・立夏など)を(正節、節気)と言い、節気から次の節気の前日までの間を一ヶ月とする月の区切り方を節切り、その月を節月と言います。季語の分類も主として節切りで行われています。

夏至・冬至の二至、春分・秋分の二分を併せて二至二分といい、立春・立夏・立秋・立冬を四立二至二分四立を併せて八節と言います。二十四節気をさらに約5日づつの3つに分けた、七十二候という分類もあります。

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小雪の頃の行事

熊本、八代妙見祭 11月23日

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九州三大祭りのひとつ、ユネスコ無形文化遺産にも登録された、約380年の歴史を持つ八代神社(妙見宮)の大祭。11月23日の神幸行列(お上り)では40の出し物、約1700人が6kmの道のりを練り歩き、多くの観客が見守る中祭りの雰囲気を盛り上げます。

 

埼玉県 秩父夜祭 12月3日

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「秩父夜祭」は京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられ、ユネスコ無形文化遺産に登録される大祭。当日披露される地芝居(秩父歌舞伎)やひき踊りは、秩父神社神楽とともに「秩父祭りの屋台行事と神楽」として国指定重要無形民俗文化財となっています。

 

小雪 まとめ

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師走に入れば、街は年の瀬ムード一色。年賀状の準備にかかるのもこの頃から。

筆者、このようなお仕事に携わりながら、メールという武器を得て、年賀状をサボるようになっってしまった無精者です。「筆無精」とは、文を考えることではなく、手紙にしたためることを不得手とするものであることを実証しています。

特定の個人に宛てて、下手な字で自筆して想いを伝える、覚悟が要ります。根気が要ります。

すみません、、、ははっ(苦笑)


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