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西郷隆盛、維新の英雄。西郷どんの功績・人柄や名言、激動の生涯とは

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上野公園にある西郷隆盛像にみる、恰幅の良い温和な風貌の「西郷どん」、さぞや好人物であったのだろうと推察します。

けれどその生涯は、投獄され、参戦、維新派のリーダー、政治家、最期は敗戦の志士となって自刃。なんとも激動の生涯を貫きます。

西郷隆盛、維新最高の功労者、内に秘めたその闘志とは。

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西郷隆盛、維新の英雄「西郷どん」

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西郷隆盛は鹿児島出身の幕末の志士。明治維新を果たした立役者。維新後は軍人・政治家として日本の新しい時代を造った功労者です。

文政10年(1828年)鹿児島城下において、下級藩士・西郷吉兵衛の長男として誕生。幼名は小吉・吉之介。のちに吉之助・隆盛と改名。

幼少より読書を好み、とくに陽明学(中国の儒教の一種)を修めたと伝えられています

 

西郷隆盛の生涯

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  • 1828年(0歳)文政10年薩摩下級藩士・西郷吉兵衛の長男として誕生。
  • 1841年 天保12年元服、隆永と改名
  • 1844年 弘化元年藩主島津斉彬の庭方役として藩政に関わりますが、斉彬の死に落胆して一旦は殉死を図り、断念。奄美大島に配流となります。
  • 1861年 帰還するものの、寺子屋事件の関与を疑われ、徳之島へ流罪
  • 1864年 元治元年、放免召還
  • 同1864年(36歳)、禁門の変。西郷隆盛は薩摩藩の軍隊を率い、長州藩を制します。
  • 1866年 慶応2年(38歳坂本龍馬の仲介によって、長州の桂小五郎(木戸孝允)と会談、薩長同盟締結
  • 1867年 慶応3年 大政奉還
  • 1868年 慶応4年 江戸幕府勝海舟の会談で、江戸無血開城を成します
  • 1871年(43歳)岩倉使節団が欧米視察
  • 同年 明治4年 参議に就任。使節団の留守政府責任者に携わり、廃藩置県、学制を制定に携わり、陸海軍省設置し陸軍元帥を務めます
  • 1873年(45歳)征韓論(今の朝鮮半島に出兵するという主張)が叶わず、政職を退き鹿児島に帰郷。
  • 1874年(46歳)鹿児島に私学校を設立。
  • 1877年(49歳)西郷は私学校生徒と士族達に押されて挙兵、維新後最大の内戦西南戦争勃発激戦の後大敗。鹿児島県城山で自刃

享年51歳。

 

西郷隆盛の偉業

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西郷隆盛が成し遂げた主な功績

薩長同盟

1846年「禁門の変」で討伐派、薩摩藩と長州藩は敵対。薩摩藩を率いていた西郷隆盛は長州藩との和解を模索、1866年坂本龍馬の仲介のもと、薩摩・長州の会談を実現。薩長同盟を結びます。これにより幕府勢力は弱体化し、明治維新に向けてのきっかけとなります。

江戸無血開城

武力で幕府を倒すとする討伐派の勢いの中で、西郷隆盛は1868年幕府の指揮官であった勝海舟と会談。江戸城総攻撃を阻止し、「江戸無血開城」を実現します。

廃藩置県

明治政府の行った最も優れた改革に「廃藩置県(藩を廃止し、政権を朝廷に委ねる制度)」があります。当然大名の反発が予想される中、西郷隆盛は「自らが陣頭に立って暴動は制圧する」と発言。これによって明治政府は決行を決意、1871年目立った暴動もなく施行されました。

西南戦争の終結

韓国を武力で開国させようとする明治政府との意見の相違で、西郷隆盛は参議の職を辞任。帰郷します。私学校を創設し、身分や職を失くした不平士族や若者の教育にあたります。

けれど不平士族は増え、それを統率。西南戦争となった戦いを自らが自刄することで終結させます。

 

西郷隆盛の業績は明治維新のきっかけを造り、無益な戦いを避けて倒幕。新政府の改革に尽力し、自らの死をもって、最後の戦いを終結させたということになるのでしょうか。

まさに維新最高の功労者。なんか、凄まじいと思えるほどの生き様です。

 

西郷隆盛の特徴

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  • 身長:五尺九寸八分(約181cm) ちなみに当時の男子の平均身長は155〜157cmほどであったと考えられています
  • 体重:二十九貫(約109kg)
  • 幼少期、ケンカが原因で腕の腱を切り、刀が強く握れなくなり、剣術は苦手
  • 喫煙者、キセルで額の右の生え際をかくクセがあって、そこだけ禿げになっていた
  • 下戸(酒が飲めない)で、甘党。薩摩の豚肉料理を好物としていたため、晩年は肥満で医師の治療を必要としていた
  • 流刑されていた頃にフィラリアに寄生されて象皮症を患い、陰嚢が肥大化。肥大化した睾丸を見て、自刃した首のない遺体を政府軍が西郷と断定したと伝えられています。 

 

西郷隆盛の格言、名言

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  • 過ちを改めるには、自分が間違いを犯したと自覚すれば、それでよい。そのことをさっぱり思いすてて、ただちに一歩を踏み出すことが大事である。
  • 人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる(人間は己を克服することで事を成し、己を愛することで失敗する)
  • 世の中で、人からそしられたり誉められたりするといったことは、塵のように儚く消え去ってしまうものである。
  • 急速は事を破り、寧耐は事を成す。
  • 人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし(人を相手にせず、天を相手にして、自分の誠を尽くし、人を咎めたりせず、自分の誠が不足していることを認識すべき。)


西郷隆盛、今も昔も不動のキャラ

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西郷どん」NHK2018年の大河ドラマ。西郷隆盛という明治維新の立役者を原作・林真理子と脚本・中園ミホの「女の視点」で描きます。主演の西郷隆盛は鈴木亮平、語りは「翔ぶが如く」で西郷役を演じた西田敏行。

 

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ひっぱりハンティングRPGモンスターストライクの西郷隆盛は光属性耐性のアビリティを持つパワー型

 

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回転改革RPG「モンスタードライブレボリューション」の西郷隆盛は防御が下がる代わりにスキルの威力が上がる能力「フルパワー」を持ち、習得スキルは「破閃光雷神斬」「稲妻」「癒しの奇跡」


文藝春秋12月臨時増刊号 西郷隆盛を知る[雑誌]

 


新装版 翔ぶが如く (1) (文春文庫)

 

西郷隆盛 まとめ

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西郷隆盛、日本を変えた、まさに英雄。けれど、死後間もなくは官位も褫奪(ちだつ)され、賊軍の将として遇されたといいます。

世の中にはもしかしたら、天才や英傑でありながら、世の中に受け入れられていないような偉人がまだまだ多く存在しているのかもしれません。

それにしても、維新まであった日本の「潔さ」は、最近では全くといっていいほどに見当たらないように思います。

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